2015-09-25 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
○園田委員 今、最後の佐野さんの御意見ですけれども、これは当然おっしゃるとおりだと思います。 したがって、憲法審査会では、立憲主義とは何かとか、それから、憲法を変えるわけですから、今までの憲法というのが間違いなく日本国の、平和を守った日本だとか、人権だとか民主主義だとか、こういうものを守ってきたことは事実でございますから、そこには憲法を変えるにも限界がある。そういう議論からずっとしておりますから、
○園田委員 今、最後の佐野さんの御意見ですけれども、これは当然おっしゃるとおりだと思います。 したがって、憲法審査会では、立憲主義とは何かとか、それから、憲法を変えるわけですから、今までの憲法というのが間違いなく日本国の、平和を守った日本だとか、人権だとか民主主義だとか、こういうものを守ってきたことは事実でございますから、そこには憲法を変えるにも限界がある。そういう議論からずっとしておりますから、
○園田委員 質問の意味がわからなかったんですか。(竹田昭子君「はい」と呼ぶ) 意見が余り対立することはちょっと後に置いておいて、例えば、緊急事態とか、地方と国との関係とか、党の方針に余り影響しないもの、そういうものから国民投票にかける前の議論を先にしたらどうかという私の意見について、どう思われますかということを申し上げたんです。 では、もしおわかりいただければ、尾崎さんと佐野さんにお願いしたいと
○園田委員 園田博之です。 私も、皆さんにすごくいい意見を聞かせてもらったと思っています。ありがとうございました。 時あたかも、憲法審査会をやっていると、すぐ国会の安保法制議論と一緒になって議論をすることもあるんですね。やむを得ないところもあるんですが。 私は、安保法制について我が党の意見を言わせていただければ、憲法解釈といいましても、安全保障に関する国際情勢がこれだけ変わってきて、しかも、憲法
○園田委員 次世代の党の園田博之です。 我が党の方針に基づいて意見を述べさせていただきたいと思います。 まず、立憲主義の定義についてでございますが、立憲主義とは、専断的な権力を制限して広く国民の権利を保障するという思想とされております。その思想は、国家の任務を個人の権利、自由の保障にあると考えますが、その任務を果たすために強大な権力を保持する国家自体からも権利と自由を守らなければならないとの立場
○園田委員 次世代の党の園田ですが、一応党の方針なので、一つ意見として申し上げたかったのは、我が党は自主憲法制定を党是としているんですね。それは現行憲法のつくられた経緯が認められないという主張なんですが、しかし、そうはいっても、この憲法審査会では現行憲法を前提に議論をするということに大方なっておりますので、そのことをここで議論する気は全くありませんし、また、事実、この現行憲法が、やはり国民主権で、基本的人権
○園田委員 次世代の党の園田博之です。 我が党は、新しい憲法をつくることを党是としておりまして、少ない人数ながら、いろいろな議論を進めてきております。 まず、我が党は、憲法改正ではなくて自主憲法制定と称しておりまして、それはなぜかというと、現行憲法は、自分たちが、国民がつくった憲法ではないんだという前提に立っているものですから、自主憲法制定と申し上げておりますが、ただし、現行憲法が既に数十年間日本
○園田委員 これが四月から八%になり、法制化された内容からいうと、来年秋には一〇%という予定になっているんですね。一〇%をやるかやらぬかという質問は何回も受けられて、もうそれは聞いておりますから、ここでは聞きません。 問題は、それも大事なんですが、消費税というのは社会保障との一体改革ですから、理想を言えば、社会保障関係費を消費税で全部賄えるというのが理想なんですね。ところが、一〇%を仮に実行しても
○園田委員 大雪で大変なことになりました。依然として困難な状況に置かれた方々もおられますし、不幸にして犠牲になられた方もおられて、心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思いますし、政府は万全の対策をとっていただいていると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 明るいニュースもありました。オリンピック、羽生選手もすごいと思うけれども、葛西、四十一歳、すごいですね。本当に多くの人がやはり感動
○園田(博)委員 御異議なしと認めます。よって、末松義規君が委員長に御当選になりました。 〔拍手〕 委員長末松義規君に本席を譲ります。 〔末松委員長、委員長席に着く〕
○園田(博)委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。
○園田(博)委員 私が申し上げた道州制というのは、正確に言うと道州制じゃないんですよ。なぜならば、道州制というのは県の存在を無視してしまいますから。私が言いたいのは、県境を越えて取り組める事柄が多分あるでしょうと。広域連合みたいなものですよ。こういうものをちょっと真剣に考えたら、私は知事さんも理解してもらえると思いますよ。それで、東北全体で、今までよりはもっと基盤が強いものができる、そういうものを復興
○園田(博)委員 昔の仲間なのに嫌なやつだと思っておられるかもしれませんが、理由を二つほど申し上げたいと思うんですね。 当初、総理に対しては、確かにそのとおりなんです、激励もしましたし、大いに期待もしたんです。なぜ、それが期待できなくなったのか。 第一の理由は、ちょっと表現はよくないかもしれませんが、総理の御判断の一つ一つが場当たり的にしか見えないんですね。私は、所信表明とか施政方針演説とか、原稿
○園田(博)委員 菅総理、私は少数政党なので、本来、この委員会で委員のポストも質問の時間も慣例からいうとないんですね。きょうは特別に、自民党ほか各党の御配慮で、短いんですが、こういう時間を得ることができました。 菅総理とは今後とも議論する場というのは余りないかもしれないので、一つお聞きしたいんですが、私があちこちで、菅総理はおやめになるべきだということを言っているんです。その理由は後で言いますけれども
○衆議院議員(園田博之君) これは、果たして株式を上場して売却したときにどの程度の売却益が出るかどうか、おっしゃるとおり想定できません。少なくとも言えることは、一つには、この法案にも書いてありますとおり、救済がほぼ確定をして、新たに負うべき補償がチッソにはどのくらいあるのかということを計算できる時期じゃなけりゃなりませんし、その上に、株式が最もいいタイミングで売却されるということが必要でありますから
○衆議院議員(園田博之君) この点も私どもと民主党さんとの実務的な協議の中で重要な項目として松野委員御自身が意見を述べられておったものを取り入れて新たな法案化にしたものでありますが、これは、一時金の額に同意するということは、例えば私が一時金の額を考えて、これならチッソさんよオーケーかと、じゃオーケーしますから分社化を先にやってくださいという段取りは考えられないんですね。 つまり、なぜかというと、私
○衆議院議員(園田博之君) 園田でございます。 この法案の本来の目的は、今提案があったとおり、被害者を救済するということが目的でありまして、その中の重要な手段として分社化という法案を盛り込んだわけです。 実は、チッソからは、水俣病の補償を完遂するためにも、あるいは将来の経営にめどを立てるためにも分社化を認めてほしいという要望は相当前から実は来ておりまして、平成七年の政治解決のときにもその意向は聞
○園田(博)委員 それでは次に、低炭素社会づくりの具体策の一つでございますスクール・ニューディール対策というものですね。時々舌をかむんですが。 これは文科大臣にむしろ御自分の口で、どういう対策をしたのか、御説明をいただければありがたいというふうに思っています。どうぞ。
○園田(博)委員 私は、幾つかの意味でお聞きしたんです。 一つは、総理がおっしゃるように、継続性ですね。今度の補正予算というのは、いろいろな方の御意見を聞いて、そして、今までの常識だとこういうことはやらないということまでやっているんですね。それは、瞬間的なことだけじゃなくて、これから例えば低炭素社会をきちんとこの際つくっていく、そういう構造をつくるんだとか、あるいは、地域をきちんと活性化させるんだ
○園田(博)委員 私、自民党の現在の政調会長代理という仕事にいつついたのか、ちょっと忘れてしまったんですが、とにかく常に予算づくりをしてきたんですね。ここに書いてありますが、四回目の予算づくり、去年の夏からですね。 去年のお盆のころに、当時は福田内閣でございましたが、原油が急騰いたしまして、その影響が食品その他物価にはね返ってきました。これでは、生活する側も、あるいはお仕事をされる特に中小企業の方々
○園田(博)委員 つまり、特別会計というのは数多くあるんですが、大部分は、小さな無駄があるとかそういうのを指摘されたことがありますから、これは否定しませんが、大きな財源として取り崩すということは、できる特会というのは限られてくるということなんだろうと思うんですね。 そこで、これは党内でもよく議論がありますよ。私は、特に特会の中で、今ちょっと財務大臣がお触れになった外国為替の特別会計、それから財政投融資
○園田(博)委員 今財務大臣が一部触れられたんですが、民主党ではその後、一週間ほど前だと思いますが、今度の選挙に向かって、主たる政策とその財源案というのを、また違った角度から、今私が申し上げたよりはやや各論も含めて提示をされました。このことについて、では、主要なものを取り上げてちょっと議論してみたいと思うんですね。 民主党さんが掲げられた政策と財源案をこれは簡単に表にしたものなんですが、まず、特別会計
○園田(博)委員 私は、財政、それから、これからやはりいろいろな施策が要求されますから、そのための財源のことについてちょっと御質疑を申し上げて、議論をしたいというふうに思っています。 この財政なんですが、膨大な借金を抱えていることはもう国民の隅々の方までよく御承知なんですが、一つ、プライマリーバランスというのがございまして、二〇一一年度までに達成するんだ、これは小泉内閣以来の一つの目標にしてきて、
○園田(博)委員 さて、補正予算を中心としたこの予算のことについて、これから議論してまいりたいというふうに思います。 私も、党で補正予算、本予算の原案をつくるのに関与いたしました。大変苦労しました。それはなぜかといいますと、財源が限られているということ、基本的に。 そういう中で、去年もそうなんですが、今度の予算をつくるに当たっては、小泉内閣のときに政府・与党で合意をした骨太二〇〇六というのがございまして
○園田(博)委員 福田総理は、特に後段の、地球環境を守るために我が国が先導的な役割を果たしたいということを、強く意欲を持っておられますが、今お話しのように、七月には洞爺湖でサミットが開かれて、議長国としてこのサミットをあらゆる意味で成功させなきゃならぬわけです。特に、地球環境という問題は、きのうきょう出てきた問題じゃなくて、かなり前からこういう課題があるということを認識して取り組みを進めてきておりますが
○園田(博)委員 福田総理、お疲れさまでした。この土曜、日曜、世界経済フォーラム、世界の政治家や経済界の人たちが集まって語り合うという年次総会に御出席になりました。 特にことしは、地球環境問題、みんなで協力し合ってどうやって地球を守っていくのか、それから、世界経済もこういう状況になって幾つかの不安があるという意味で注目をされている総会に、総理はお出かけになって基調演説をされた。特に、地球環境を守るために
○園田(博)委員 実は、これはもう少なくとも党では議論を始めております、詳細設計について。政府でも始めておられるんですよ。だから、私は大臣にお聞きしたかったのは、例えば政策金融については、臨時国会で法案に関係するものは個別なものをお出ししますとか、一年後の通常国会になってしまいますとか、そういうことをお聞きしたかったんですが、お答えできますか。
○園田(博)委員 そこで、今度の法案について、プログラム法案だ、中身がないとか、いつになったらできるかわからないとか、目標値が定かでないとか、中には、新聞の論評によると、小泉内閣が終わると実施できるかどうかもわからないなんという論評があったんですね。これは私は非常に腹立たしいことでございまして、それはなぜかというと、我々も一緒になってつくった法案ですから、そんないいかげんな法案をつくったつもりはないわけでありまして
○園田(博)委員 審議を始めましてから、ずっと長時間議論を聞いておりまして、野党の方々の御質問、御意見、もちろん中には非常に参考になるものがございまして、そうは思うんですが、全体的に見ると、この法案に対する本質的な議論というのが余りなされなかったのが非常に残念に思っているんですね。 そこで、私は、法案提出までの経過というものが重大に関係をしておりますので、ちょっとそのことに触れてみたいと思うんです
○園田(博)委員 そうだったのですか。そうだろうと思っていましたが、ちょっと竹中大臣にやられたかもしれませんね。壁をつくるために使われたのかもしれません。しかし、結果としては、我々の要求を基本にして協議して結果が出たわけですから、今さらそう申し上げてもしようがないのですが。 私は、一つには、この場で最初申し上げたように、やじは民主党からしか飛びませんが、自民党でも異論を唱える方は依然として多いわけで
○園田(博)委員 民営化された場合の心配事というのが幾つかありまして、やはりその中心になるのは、今までどおり郵便局が全国のいろいろな地域に、考え方としては今のまま郵便局が残って、しかも、郵便だけではなしに、別な会社になる貯金や保険のサービスも郵便局を通じてし続けることができるのかどうかというのが一つのポイントなんですね。 そこで、その問題を中心にして、私どもは政府と協議をずっと並行して行ってまいりました
○園田(博)委員 私は、自民党のこの問題を議論する合同部会というのがありまして、その座長を務めさせていただいたことがありまして、質問をさせていただくということになりました。 初めに、党内の議論の概要をちょっと総理にもお聞きいただきたいと思っています。 私が引き受けてから三十三回か四回やりましたかね、中には深夜の三時まで議論をしたこともありました。何せ百三十年も国営でこの大きな事業をやってまいりましたし
○園田博之君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております平成十六年度一般会計予算、平成十六年度特別会計予算、平成十六年度政府関係機関予算、以上三案に対し、賛成の討論を行うものであります。(拍手) 昨年十一月に行われた総選挙において、改めて国民の信任をいただいた小泉内閣のもと、政府は、構造改革なくして日本の再生と発展はないというこれまでの方針を堅持し、活力ある経済社会の実現を目指し、規制
○園田(博)委員 第八分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、国土交通省所管について二日間審査を行いました。詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、観光立国行動計画の概要、まちづくり交付金の趣旨、個別公共事業の採択基準、一般国道及び高速道路の整備、東京国際空港の再拡張事業、関西三空港の機能及び役割分担、スーパー中枢港湾構想等々であります。 以上、御報告申し
○園田主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。 平成十六年度一般会計予算、平成十六年度特別会計予算及び平成十六年度政府関係機関予算中国土交通省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中山泰秀君。
○園田主査 この際、お諮りいたします。 ただいま石原国土交通大臣から申し出がありましたとおり、国土交通省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○園田主査 これより予算委員会第八分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。 本分科会は、国土交通省所管について審査を行うことになっております。 平成十六年度一般会計予算、平成十六年度特別会計予算及び平成十六年度政府関係機関予算中国土交通省所管について、政府から説明を聴取いたします。石原国土交通大臣。
○園田(博)委員 一番最低限大事なのは、やはり雇用の問題だと私は思うんですね。今の御時世ですから、そんなに賃金が毎年ぼんぼんぼんぼん上がるという状態というのはなかなかつくり出し得ないんですが、しかし、最低限やはり雇用の場があって、生活や人生にある程度の目安が立てられるという環境をつくるというのが、やはりこれは政治の責任だろうと思う。 よく言われるんですが、雇用のことでアメリカと比較して言うというのは
○園田(博)委員 部分的であってもそういう兆しができてくるというのは極めて大事なことなんですが、それじゃ、個人消費は、今少し持ち直したとおっしゃいましたか。持ち直したのかどうか、指標を見ていても、僕はそうはちょっと思えないんですけれどもね。やはり景気というのは、企業体がうまくいくということは極めて大事なんですが、そこで多くの人たちが働いて安定した賃金を得て、そういうものを生活だけじゃなくていろんなものに
○園田(博)委員 私は、小泉改革の大きな目標の一つであります中央から地方へというものを、ちょっと後でこのことについてお聞きしたいと思っているんですが、その前に、当面、国民の皆さん方はこれから先の暮らしのことがやはり極めて大事ですから、暮らしのもとになる仕事、仕事の環境といいますか、国内の経済環境がどうなっていて、これからどうすべきなのかということをちょっと大野委員に引き続いて質問したいと思います。
○園田委員 ただいま議題となりました決議案は、今国会、当委員会における行刑運営の実情、死亡帳調査班による調査結果中間報告、行刑施設における医療体制などの審議を踏まえ、与野党協議の上、まとめられたものであります。 本案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 矯正施設運営に関する決議(案) 当委員会は、政府に対し、矯正施設運営に当たっては、次の事項に特段
○園田委員長代理 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時八分休憩 ————◇————— 午後一時開議